A monologue of a tennis fan

昨夜(今朝)、テニス好きの私は、夜中の1:30くらいから、錦織選手のブリスベンでの決勝戦をテレビで応援観戦しました。夕べは少し疲れていたので、そこまで起きているのは中々大変だったのですが、今年初トーナメントでの決勝進出、準決勝、対ワウリンカ戦での勝ち方を観て、これはいけるかな、と、圭ファンの私としては眠るわけには行きませんでした。トーナメント中、インスタグラムでもツイッターでも、一言も発言せず、息をひそめるように応援していました。しかし、ここまで連勝して来たディミトロフ選手に最後はあっさりと負けてしまった。2セット目は勢いに乗りながら快勝したのに、その後の予期せぬメディカルタイムアウト。それで流れが変わる事は、誰もが予測出来ました。テニス好きの少年のように、ジャケットも羽織らず、錦織選手を辛抱強くもカジュアルに待つディミ選手の方が、全然余裕があるように見えました。そして、顔には出していなかったけれど、流れを自分の方に持って行けるかも、と感じている様子もうかがえました。

”あなたを一生応援します!”と叫びたくなるような好試合をしたその後、まるで別人のようにあっさりと負けるパターンが続いています。決勝戦までこぎつけた数年前のUSオープンの後からかな。それとも、私が知らないだけで、その前もそうだったのかもしれません。

ユーチューブに上がっている、年末年始のバラエティー番組での活躍も目にしました。こういうのも少しならいいかもしれないけど、オフシーズン中も、体を休める中で筋肉を暖めたり、ならしておかなくていいのでしょうか。もちろんプロですから、軽いトレーニングは毎日やっているんでしょう。ただ、錦織選手はいつも古傷を抱えているように見えます。脇腹、足、etc。それがここ一番!の時に痛み、大事な試合に影響します。私からしたら、バラエティー番組たちに出ている暇があるのだったら、もっと真剣に体と向かい合ったらどうかな、と。体作りのダイエットにも取り組んだらどうかな、と。やっているのかもしれません。でも、どうなんでしょう。

まだ頂上に立ったわけではないので、モチベーションを保つ要素はまだまだあるとは思うけど、お金を持ちすぎちゃうと、ハングリーで居続けるのは難しいのでしょうか。それとも、根っから、あまりガツガツしないタイプなのかもしれません。

私はロスで1度、錦織選手を間近で観ています。セットの合間に、コートで、ひょこっとハダカになってシャツを着替える錦織選手は、注目されるのは嫌いじゃないタイプに見えました。彼女がいたとしても、女の子からはキャーキャー騒がれたいタイプに見えました。コートでは侍のように、コートの外ではシャイな魅力をふりまく錦織選手。実際のところ、私たちは錦織選手の事、何も知らないのだと思います。勝ちたいのか、勝ちたくないのか、も。

錦織選手を応援するために毎月ケーブル会社と契約しているスポーツパッケージ、解約しようかななんて、今朝の試合観て思っちゃいました。たまに負けるのは仕方ない。ジョコだってアンディーだって負ける時があります。しかし、ファンをがっかりさせない負け方をする事が、圭くんの一流テニス選手としての役目なのではないでしょうか。それが、トップ選手というものではないでしょうか。

1テニスファンのひとり言でした。

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