You can't talk about love with hate -Women's March Today-

新大統領就任式翌日の今日、ワシントンを始め、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、ボストン、サンフランシスコ、アメリカか各地で、ウイメンズマーチ、と題されたピースフルデモが行われている。トランプは様々な権利を私たちから奪おうとしている。女性達が立ち上がり、自分たち、そして娘たち、孫たちの権利のために立ち上がっている。彼女たち全員がヒラリーに投票したかどうかはわからないが、少なくとも今は、大統領がヒラリーだったら、と深く感じているに違いない。私もそのひとりです。

ワシントンを埋め尽くす女性たち、その支援者たちの群れは、昨日の就任式の群れより格段に大きいです。そして、みな、平和に権利を訴えています。

就任式当日の様子が伝えられている日本の新聞たちの見出しを見ましたが、センセーショナルにとり上げられており、雰囲気は事実とは違っています。警察官達がいきなり、プロテストする人々を威嚇するために、ペッパースプレー成分のグルネードを投げ始まったのを私はテレビで見ています。警察官たちに反抗したのはほんの数人の人々でしょう。パレードが始まる前に収めたかったため、警官たちが強行手段をとったのです。

 

本日、ワシントンでのプロテストに、歌手のマドンナが来ていました。そしてスピーチをして歌を歌ったのですが、スピーチの際に、彼女はトランプに対しての嫌悪をあらわにしました。その気持ちはわかりますが、”ファック ユー”や”ディック”などという言葉を連発するのは、今日の平和的なプロテストに適していませんでした。場違いでした。しかも、それは全国ニュースで生で流されていたのです。小さい子供たちが観ているかもしれないし、プロテストに来ている女性達も、子供連れが多いのです。私は彼女の行動を子供じみていると感じました。いい年をして何をしているのだろうと、同世代のアーティストとして少し恥ずかしかったです。それは、彼女がまだ目立ちたがりやさんだからでしょう。

 

愛は決して憎しみと共には語れません。静かな心でしか、愛は語れません。

 

 

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