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プレジデントオバマとトランプの違い

プレジデントオバマ = 起こった全ての良い出来事(チェンジ)を国民の手柄にする

トランプ = 全て(自分が関わっていない出来事さえも)を自分の手柄にする

 

今夜、オバマ氏の国民に向けてのお別れの演説がシカゴであり生中継されました。素晴らしかった。もしかしたら今までで一番素晴らしい演説だったかもしれません。心から尊敬し大好きな人。これからの彼の動きに注目し、引き続き支持して行きます。

アメリカ政治は、1月21日にせまった次期大統領の就任式に向けて、今日から慌ただしく、興味深い日々が始まりました。目が離せません。

昨夜(今朝)、テニス好きの私は、夜中の1:30くらいから、錦織選手のブリスベンでの決勝戦をテレビで応援観戦しました。夕べは少し疲れていたの で、そこまで起きているのは中々大変だったのですが、今年初トーナメントでの決勝進出、準決勝、対ワウリンカ戦での勝ち方を観て、これはいけるかな、と、 圭ファンの私としては眠るわけには行きませんでした。トーナメント中、インスタグラムでもツイッターでも、一言も発言せず、息をひそめるように応援してい ました。しかし、ここまで連勝して来たディミトロフ選手に最後はあっさりと負けてしまった。2セット目は勢いに乗りながら快勝したのに、その後の予期せぬ メディカルタイムアウト。それで流れが変わる事は、誰もが予測出来ました。テニス好きの少年のように、ジャケットも羽織らず、錦織選手を辛抱強くもカジュ アルに待つディミ選手の方が、全然余裕があるように見えました。そして、顔には出していなかったけれど、流れを自分の方に持って行けるかも、と感じている 様子もうかがえました。

”あなたを一生応援します!”と叫びたくなるような好試合をしたその後、まるで別人のようにあっさりと負けるパターンが続いています。決勝戦までこぎつけた数年前のUSオープンの後からかな。それとも、私が知らないだけで、その前もそうだったのかもしれません。

ユー チューブに上がっている、年末年始のバラエティー番組での活躍も目にしました。こういうのも少しならいいかもしれないけど、オフシーズン中も、体を休める 中で筋肉を暖めたり、ならしておかなくていいのでしょうか。もちろんプロですから、軽いトレーニングは毎日やっているんでしょう。ただ、錦織選手はいつも 古傷を抱えているように見えます。脇腹、足、etc。それがここ一番!の時に痛み、大事な試合に影響します。私からしたら、バラエティー番組たちに出てい る暇があるのだったら、もっと真剣に体と向かい合ったらどうかな、と。体作りのダイエットにも取り組んだらどうかな、と。やっているのかもしれません。で も、どうなんでしょう。

まだ頂上に立ったわけではないので、モチベーションを保つ要素はまだまだあるとは思うけど、お金を持ちすぎちゃうと、ハングリーで居続けるのは難しいのでしょうか。それとも、根っから、あまりガツガツしないタイプなのかもしれません。

私 はロスで1度、錦織選手を間近で観ています。セットの合間に、コートで、ひょこっとハダカになってシャツを着替える錦織選手は、注目されるのは嫌いじゃな いタイプに見えました。彼女がいたとしても、女の子からはキャーキャー騒がれたいタイプに見えました。コートでは侍のように、コートの外ではシャイな魅力 をふりまく錦織選手。実際のところ、私たちは錦織選手の事、何も知らないのだと思います。勝ちたいのか、勝ちたくないのか、も。

錦織選手を 応援するために毎月ケーブル会社と契約しているスポーツパッケージ、解約しようかななんて、今朝の試合観て思っちゃいました。たまに負けるのは仕方ない。 ジョコだってアンディーだって負ける時があります。しかし、ファンをがっかりさせない負け方をする事が、圭くんの一流テニス選手としての役目なのではない でしょうか。それが、トップ選手というものではないでしょうか。

1テニスファンのひとり言でした。

今回のフロリダの空港銃撃事件を経て、私は生まれて初めて、銃をスーツケースと共に(もしくは単体で)飛行機の中にチェックインするのが可能な事を知りました。これまでバッゲージクレームで、もっと多くの銃撃事件が頻繁に起こらなかったのが奇跡のようですね。だって、荷物を受け取った途端にスーツケースあければ何でも出来ちゃう。知らなかった。おそろしい。たぶん、何か政治的な事情があって許可される事になっているのですよね。軍とか警察とか。今回の事が起こるまで、そこは暗黙の秘密、という事だったのか、私たち一般市民達にはおおっぴらには知らされていなかったです。しかし、これはまずいのではないでしょうかね。コピーキャットも出て来る可能性ありだし、銃がチェックイン出来てしまうこの制度を見直すために、こういう大惨事が起きてしまったのでは、と思えてならないのです。この事件でお亡くなりになられた方々とそのご家族、大けがをなさった方々、心に傷を負った方々、何らかの影響を受けた全ての方々に心を寄せます。Peace on Earth.

今回の選挙戦を通じて(と、ここまで言ったところで涙が出るくらい、思い出すだけで凄くいやな気持ち)、そして、その結果を経て、私の中に変化がありまし た。それは、バニーの死を通じて得た”めざめ(悟り)”の後にあった自分の内の変化と似た現象であると同時に、真逆とも言える出来事なのですが。人種差別者を見抜けるようになった事。見た目で一瞬にジャッジするのではなく(プロファイリング)、魂の内側からの声のようなものです。

Racism and the division of the country are getting worse in America.

Yesterday, the president-elect had his first appearance in front of us (through TV . . .  for me) and gave a speech. The first half was pretty presidential, then he went back to his classless / chaos-stirring way. I was very disappointed and disturbed. He simply can't control himself. And this person is the next P.O.T.U.S.

My November depression got deepened into December.

 

11月、12月は、私にとって苦手な月。この時期には、少なからず季節性うつを感じます。初めての失恋が秋だった事。毎年日本でツアーをしてアメリカに戻るのがこの時期だった事(わぁーーーっと楽しい時間が終わり、遠く離れたロスで抜け殻のような気分になった)。まあ、そんな事が苦手の原因だったと思っていたのですが。

物 理的に、アメリカには夏時間、冬時間があって、11月の頭に、その夏時間であるデイライト セーヴィング タイムというのが終わり、時計を1時間前に戻す のです。そうすると、すでに夕方の5時には外は真っ暗。空気も冷たくなり、ああ、夜なんだな、冬なんだな、と感じます。これが、一昨年バニちゃんをなくし た後数ヶ月の間、心底辛かった。太陽の光が救いだったからです。

そうです。その季節性うつ に、バニーの死も関係しています。バニちゃんは、一昨年の12月14日に突然天国へ行きました。ああ、なるべくその日の事は思い出さない様にしているので すが。日が短くなり、外が真っ暗になると、その時の痛みや苦しみを思い出します。

そして、11月には感謝祭(サンクスギヴィング)、12月にはクリスマスと、アメリカには、いつもは離れている家族メンバー達が集う、二つの大きなホリデーが あります。華やかに賑わうホリデーの印象ですが、人々が苦悩や淋しさを一番感じる二つのホリデーでもあります。だって、誰もが幸せな家族関係に囲まれてい るわけではありません。私も離婚をしてからは、その二つのホリデーは、今年はこっち、来年はあっちと、子供達を元夫と順番に分け合ってきました。彼等が 18歳になった後もそのような事が続いていたのですが、元夫が病に倒れてからは、二人ともあちら優先。彼の奥さんの家族が住むオレゴン州に行ってしまいます。おかしな話ですが、私が会った事もない人々とホリデーをお祝いしているわけです。私は、サンクスギヴィングは大抵ひとり(バニーと勇気と一緒ですが)の事が多く、淋しく感じないために、テレビをつけっぱなしにしていたり、太陽に当たる事を忘れないようにしたり、と色々小さな努力をするのですが、それでもやはり、毎年、11月、12月は、(さあ、生き延びろよ。)と、心が構えてしまうようなところがあります。

さて、11月は終わり12月です。今年は上記の憂鬱?に加えて、トランプ鬱も加わっています。それが、皆さんが想像する以上に、私に非常に重くのしかかっているのです。

 

アメリカ大統領選後の状況について、日本のニュースサイトに書かれているニュースや、そこに寄せられている数々のコメントを読むけれど、状況がうまく伝わっていないなって思う。ここに居なくてはわからない感覚なのかもしれないとも思う。

次期大統領に選ばれたT氏は、選挙戦で、多くの人々を傷つけました。アメリカをより分断しました。白人以外の人種に対して暴言を吐き、欺き、自分の支持者達を、自分の兵隊のように仕立てました。

ヒラリーは、T氏の批判はしたけれど、人種を分断し、一部の人々を攻撃するような言動はしていません(T氏からの攻撃の反動で失言をした事はあったけれど)。基本、厳しい言葉は、対、T氏にだけです。

一部の人種達に対して、暴言してもいい、攻撃してもいい、と受け取った彼の支持者達の一部は、これぞチャンス!とばかり、声を上げ、いじめを始めました。そして、この選挙結果を得て、それは収まるどころか、一般市民に、特に、子供達に広がっています。学校へ行くと、教師やクラスメートから、 ”国から放り出される準備は出来ているか”と詰め寄られます。見えない未来を案じ、すでに恐怖に怯えている心に、それが襲いかかって来ます。憎しみあふれた落書きも増えました。

ロサンゼルスやニューヨークの大部分の人々はT氏を支持していませんでした。ほとんどの人々が、選挙戦での彼の行動を、ジョークのように(テレビのコメディ番組を観ているように)眺めていました。まさか、彼が大統領に選ばれるなんて夢にも思っていなかったのです。

”憎しみをアメリカに広めた人物の象徴”となったT氏の名前がついたビルやマンションに住んでいる事は、一部の人々にとっては苦しみであり、恥です。どんな形であれ、彼の支持をするわけにはいかないのです。(マー君さんが夢中で否定したのもそのためでしょう。人種の坩堝であるチームの中で孤立しないためにも、それはきちんと宣言しなくてはならない事であったのだと思います。)

一部の人種をアメリカから追い出す事を支持者達に公約したT氏。日本にいらっしゃる方にはこの感覚はわからないかと思いますが、朝起きたら突然、家にママとパパがいなかったらどうしよう、と。子供達の不安は深刻です。

そして、すでにそんな状態のその上に、T氏は、自分のホワイトハウスの首席戦略官(片腕)に、スティーブ バノンという男を選びました。その人物は、T氏の選挙キャンペーンでの毒々しい戦略を作り上げた主要スタッフであり、人種差別発言を繰り返すインターネットニュースサイトのエグゼクティブであり、強烈な反ユダヤ主義であり、白人至上主義者のトップに近い人物です。妻(今は元妻)へのDVと脅しで裁判沙汰になった過去もあります。

私はT氏の”メイク アメリカ グレイト アゲイン”というスローガンを甘く見ていました。アメリカの人々の大半が、それをシンプルな、もう一度アメリカを偉大に!だと思っていたのでは?しかし、私は、腹の底から感じます。実はそのスローガンは、”アメリカを再び白人至上国(白人だけの国)に戻す”だったのでは?と。バノンという人物は、今、アメリカを戦々恐々とさせています。右も左も真ん中も、皆、息をひそめて動向を見守っています。私も、です。”アメリカは今までもグレイとだったし、今も、この先もずっとグレイトよ”。選挙戦中にヒラリーは言っていました。しかし、その”グレイト”にはもっと深く、恐ろしい意味があったのかもしれません。T氏は自分の選挙戦を”これはキャンペーンではなくムーブメントだ。”と何度も強調していました。その意味が、今、ようやくわかったように気がします。

日本でも数々の見方があるようですが、選挙の結果を受け取ってそのまま静かにするのが民主主義ではありません。その結果により、人々が怯え、眠れる夜を過ごし続けなければならないのなら、立ち上がり声を上げるべきです(それも含めて民主主義です)。静かに丸め込まれるわけには行かないのです。声をあげる自由と権利!こそがこの国の力です。私はここで動向を静かに見守っている事しか出来ないけれど、絶望の淵に立たされている人々の代表として、毎晩のように通りに繰り出してプロテストしている人々の勇気を称えます。

Kate Mckinnonが静かに開けたサタデーナイトライブのホストは、コメディアン、デイヴ チャペルでした。しばらく休養していて、第一線を離れていた彼ですが、この回の司会役を勤めた事には、大きな役割とメッセージがあったと思います。

土曜日の夜、サタデーナイトライブという長寿番組があります。コメディスキットで作られて行く生放送番組で、毎回有名なゲストがホスト役(司会)をつとめます。大統領選キャンペーン中、この番組の中で、Kate Mckinnonという女優(コメディアン)が、ずっとヒラリーを演じて来ました。討論会などのスキットも、彼女の特徴をとらえ、シニカルにドライに、と ても良く似ていました。ヒラリー敗戦後の土曜日、番組が、その事実をどのように表現するか注目が集まりましたが、

当日オープニングをかざったのは、数日前に亡くなったシンガーソングライターのレナードコーエンの代表曲である”ハレルヤ”をピアノの弾き語りで、まるで、葬儀のように厳粛に歌うMckinnonの姿でした。そして彼女は歌い終わって言いました。”私は諦めない。だからあなた達も諦めないで”と。

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